ナス科の連作に気を付ける。
害虫を呼び寄せないよう、ジャガイモの近くには植えないように。
目次
基本情報
科目
ナス科トマト属原産地
南アメリカのアンデス山脈高原地帯(ペルー、エクアドル)輪作年限
あり(3~4年)発芽適温
(地温)20~30℃生育適温
25~30℃土壌適応性
pH 6.0~7.0主な品種
大玉 | 中玉 | ミニトマト |
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マスター2号 | レッドオーレ | サンチェリー250 |
アロイトマト | メニーナ | マイクロトマト |
妙紅 | しゅほう | |
ホーム桃太郎 |
栽培スケジュール
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | ⒑ | ⒒ | ⒓ | |||||||||||||||||||||||||
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気候に合わせて要調整
各作業のポイント
元肥
- 堆肥 なし
畝
かまぼこ型後々支柱を立てるので出来れば2列。
- 畝間:120㎝
- 畝高:30㎝
- 株間:50㎝
種まき
- 育苗箱に3㎝幅のまき溝をつけ、1~2㎝間隔ですじまき
育苗
- 双葉が出そろったら、まっすぐ伸びて葉の形が良いものをポットへひと株ずつ移す
- ポットへ移した後、たっぷり水やり
- ポット苗は暖かい場所で育てる
植え付け
- 本葉8、9枚出て、はじめの花がつき始めた頃が適期
- ポットのまま水につけ、水切りしておく
- 苗は風に逆らわないように斜めにして植える
- 一番下の本葉が土につくくらい倒して植える
支柱立て
- 定植後すぐ、2列にまたがるように合掌型の支柱を立てる
- 主茎がのびるにつれ、誘引作業を行う
管理作業
摘心
- 花が5~6房ついたら、それ以上のびるのを止めるために花の上2葉残し先端を摘む
わき芽かき
- 葉のつけ根から出てくるわき芽はすべてかく
- 傷が早くなおるように、晴れた日の午前中に行う
- 摘んだわき芽は丈夫そうなものを選んで植えてもよい
中耕
- 実がつき、株が生長してきたら高畝の外側から中耕・土寄せ
- 中耕ついでに株まわりの雑草もしておく
マルチ
- 梅雨明け前の6月末頃、藁マルチをする 土の乾燥を防ぎ、泥はねによる病害も防げる
病気・害虫
害虫
- アブラムシ
- テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)
病気
- モザイク病、黄化えそ病、軟腐病、青枯病、炭疽病、うどんこ病、灰色カビ病など
鳥害
- カラスなどの野鳥
コンパニオンプランツ
萎ちょう病などの土壌病害を防ぐ
- ヒガンバナ科(ニラ)
お互いの生育を促す
- マメ科(ラッカセイ)
追肥
- 開花後、実がつき始めたころ、ぼかし肥や液肥を畝全体に
- 大玉は実がピンポン玉くらいになったころに追肥
収穫
- 肩が赤くなる少し前に収穫
- 収穫したら、ヘタのギリギリまで茎を切って他の実を傷つけないようにする
トマト(Wikipedia)